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理科委員会 令和7年度の経過報告と活動予定

経過報告
令和7年5月13日 第1回理科委員会
・委員数8名
・活動予定の確認
・今年度の研究のビジョンの検討

令和7年度 理科委員会のビジョン
生徒が根拠をもとに思考し、探究的に学び、科学的な視点を持って表現できる力を育む理科授業の在り方
○ 思考力と探究心の育成
○ 予測と考察の力
○ 科学的な物の見方と表現力
○ 嘘に騙されない科学的思考
○ 基礎知識と体験を重視した学びの提供
○ 教材と学習環境の改善
○ 評価と個別支援の充実
○ 学び合いと問いの形成

令和7年7月8日 第2回理科委員会 会場:伊那東部中学校
・宮田先生の授業を参観(参加者6名)
・教師の家族写真を提示して授業者が家族の誰と似ているのかという問いかけをしたが、生徒はよく反応していた。生徒たちの興味関心を引き出すのに有効であった。
・教師の家族写真から、学習問題「同じ両親から産まれた兄弟(姉妹)同士は、どうして似ているところと似ていないところがあるのだろう」を設定した。流れもスムーズで、生徒の思考に無理なく問題の設定ができていた。
・問題を解決するためのモデルを操作した。言葉では理解が難しい生徒に対して、モデルは有効である。一方で、今回の問題を解決するためには、使用したモデルでは難しい部分があった。
・生徒の意見を丁寧に取り上げて授業を進めていて大変よかった。生徒はそれぞれに素朴な見方考え方をもっている。授業の前半はそういった素朴な見方考え方を学級全体で共有し、後半では染色体の組み合わせが変わるだけで受け継ぐ遺伝子が変化するという科学的な見方考え方に変容していくようなイメージで授業を進めるとさらによい。

令和7年7月18日 第3回理科委員会 会場:宮田中学校
・伊藤先生の授業を参観(参加者3名)
・理科研究テーマとして、『問題に「正しく困った」先で、自分なりの考えをもち、仲間と協働的に解決する生徒』を設定して授業を行った。
・本時に至るまでに、モデルの書き方は何度も繰り返し取り組んできており、金属を赤、イオンを青、電子を黒で色分けして描いたことが、生徒の理解に有効であった。また、最初に描いた生徒の真似をしながら、次の生徒がモデルを描いていったことで、説明を聞くだけではなく、それを自分なりにモデルを描いて説明することで理解が深まった。
○ 正しく困るためには、問題を把握し、解決の見通しが共有され、課題が設定されていることが大切であると考える。さらに、実験や考察が進む中で、分からないことや迷うことがあっても、課題に立ち戻り、見通しを修正して共有しながら共同的に解決していくことが、『問題に「正しく困った」先で、自分なりの考えをもち、仲間と協働的に解決する生徒』の姿であると考える。これまで長野県で大切にされてきた、学習問題の発見と学習課題の設定を、生徒に寄り添いながら行っていくことの大切さを改めて感じた。

令和7年9月10日 第4回理科委員会 会場:西春近北小学校
・新倉先生の授業を参観(参加者6名)
・4年生「もののあたたまり方」の単元において、iPadを利用し、イラストや言葉、写真や動画を利用して、まずは自分で考え、さらに仲間の考えに触れながら自分の考えをより深める学習に取り組んだ。児童たちは、「下の方を温めた時、どうやって全体が温まるのだろうか?」とういう学習問題に対して、iPadを使って手際よくイラストや言葉で予想を記述していた。教師がスクールタクトで児童間の共有をすると、スムーズに切り替えながらお互いの予想を見合っていた。ICTの活用によって考えを共有し、個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実が日常的に図られていることを感じた。
・実験に入ると仲間と協力して準備を整え、段取りよく実験に入っていた。味噌汁を利用したが、自動の身近なものでもあり、温まった水の動きが見やすく、大変よい実験の工夫だった。実験のするための机を確保している工夫もよかった。
・結果から分かったことを共有する場面で、「混ざる」という言葉が児童の中で共通の言葉になっていった。一方で、温まった水が対流するという正しいイメージと熱が伝導のように混ざっていくイメージの混在があるように思われた。次時、児童が考えているイメージをさらに伝え合う中で、イメージの共通点と相違点がはっきりし、より考えが深まるのではないかと思う。

今後の予定
10月8日(水) 宮田中学校と伊那東部中学校 授業研究会
11月頃 委員による授業公開と参観③ 長谷中を予定

理科委員会 令和5年度の活動予定・経過報告

委員数9名
5/ 9 第1回理科委員会
・今年度の理科委員会の活動内容の確認
・今年度の研究テーマについて
7/11 第2回理科委員会
・教育課程研究協議会午後の部の内容について
・授業公開について
7/19・20 教育課程研究協議会、事前授業参観
9/11 第3回理科委員会
・教育課程研究協議会午後の部の内容について
・レポートについて
10/ 5 第4回理科委員会
・教育課程研究協議会午後の部、当日の仕事内容について
・レポートについて
10/11 教育課程研究協議会午後の部の運営
11/ 7 第5回理科委員会
・教育課程研究協議会午後の部の反省
・研究内容のまとめについて
1/12 第6回理科委員会
・研究内容のまとめについて
・本年度の反省・来年度の計画について

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理科委員会 令和2年度の活動予定・経過報告

委員数10名
4/14 第1回理科委員会(資料配布にて)
・組織作りと年間計画作成
9/ 7 第2回理科委員会
・県科学作品展地区審査、出品準備
10/ 2 箕輪東小学校授業参観(教育課程研究協議会に向けた授業)
10/ 9 教育課程研究協議会午後の協議の運営[中止]
11月   郡科学作品展準備(作品の撮影と返却)
12/18~1/15 上伊那郡科学作品展覧会(Web展)
1月   第3回理科委員会
・本年度の反省
・デジタル化した作品集の配布

上伊那科学作品展開催・・・令和2年12月18日(金)~令和3年1月15日(金)

本年度上伊那科学作品展覧会は、令和2年12月18日(金)~令和3年1月15日(金)に当ホームページ上でWeb開催を行いました。長野県学生科学賞作品展覧会出品作品6点を含む郡内の小・中・特別支援学校児童生徒の優秀作品52作品を展示しました。

来年度は、令和3年11月27日(土)28日(日)に開催予定です。

R1上伊那科学展2

なお、令和3年度長野県学生科学賞作品展への出品審査は、令和3年の夏休み明けに行う予定(期日未定)です。郡内小・中学生・特別支援学校在籍児童生徒の皆様には、今年度の成果と課題を明らかにして取り組んでいただき、多くの優秀作品が集まりますことを願っています。ご期待申し上げます。

お気軽にお問い合わせください。 TEL 0265-72-3416

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