8月3日(土)に,気仙沼市にある東日本大震災遺構・伝承館を見学し,4日(日)には南三陸町立旧戸倉中学校を訪問してきました。上伊那支部では,平成24年度に宮城県教組を通じ,戸倉中学校で行ったボランティア活動をきっかけに,毎年,支援活動を続けてきています。現地では,当時戸倉中学校の校長先生でいらっしゃった小野寺由美子先生より震災時のお話を聞くことができ,自然災害の恐ろしさや生徒一人ひとりが考え判断し行動したおかげで救われた命があったことなど,当時の様子を詳しく話してくださいました。
また,5月に行われた上伊那支部定期大会の際に,みなさんからお寄せいただいた義援金を南三陸町教育委員会へお渡ししてきました。みなさんご協力ありがとうございました。
上伊那支部では,これからも南三陸町とのつながりを大切にし,一刻も早い復興を願って今後も支援活動を継続していきたいと思います。
津波により校舎3階まで運ばれた車(旧気仙沼向洋高校・現在東日本大震災遺構・伝承館)
義援金をお渡しする伊藤尚哲執行委員長
旧戸倉中学校の校舎2階から感じる津波の高さ
旧戸倉中学校(現在戸倉公民館)前で小野寺先生と記念撮影『絆は永遠に』
7月7日(日)に宮田村民会館で行った教育講演会で貴重な話をしてくださった菊田浩文先生(旧戸倉中学校)とも南三陸でお行き会いすることができ,『つながり』のありがたさを感じることが出来ました。